6月から各プロバイダ一斉にIPv6のネイティブ接続サービスがスタートしました。うちのOCNもPPPoEのIPv6接続を無料のオブションサービスという形で提供を開始したので、早速申し込みしました。
それで、OCN側の工事は6月下旬には終わっていたのですが、YAMAHAのルーター(RTX1200)の対応が遅れて、やっとIPv6のPPPoE接続に対応したのが7月下旬。そこから、ルーターの設定で、いろいろ苦労があって、実際の使用開始は8月上旬となってしまいました。
まあ、別に急いでいたわけじゃないから、どんなに遅れてもいいんだけどね。
ちなみに、OCNの申込書には「別途、NTTのIPv6トンネル対応アタブタが必要です。」と書かれていましたが、YAMAHAのRTX1200があれば不要です。一応買ってしまいましたが。
それから、参考までにルーターのコンフィグはこんな感じです。
# RTX1200 Rev.10.01.32 (Wed Jul 13 17:42:17 2011)
ipv6 route default gateway pp 1
ipv6 prefix 1 2400:xxxx:xxxx:11::/64
ipv6 prefix 2 2400:xxxx:xxxx:22::/64
ipv6 vlan1 prefix 2400:xxxx:xxxx:11::/64
ipv6 vlan1 rtadv send 1 o_flag=on
ipv6 vlan2 prefix 2400:xxxx:xxxx:22::/64
ipv6 vlan2 rtadv send 2 o_flag=on
pp select 1
pppoe use lan3
pp auth accept pap chap
pp auth myname xxxx xxxx
ppp ccp type none
ppp ipv6cp use on
ipv6 pp secure filter in 1 2 3 4 5
ipv6 pp dhcp service client
pp enable 1
ipv6 filter 3 pass * * * * 546-547
設定のポイントは、
- 「
ipv6 route default gateway pp 1」で、ppをゲートウエイにする。 - 「
ppp ipv6cp use on」で、ipv6cpを有効にする。 - 「
ipv6 pp dhcp service client」で、DHCPv6を有効にする。
といったところです。
今回は、プロバイダから/56のアドレスを固定で割当てもらっているので、LAN側のアドレスは手動で設定しています。アドレスの割当が/64の場合は、DHCPv6で受信したアドレスをそのままLAN側に割り当ててください。
ちなみに、NTTのIPv6トンネル対応アダブタだと、/64のアドレスしか対応していないようなので、今回は本当に使い物になりませんでした。
IPv4のPPPoE接続のときは、unnumbered接続だったので、ただ単純にppをゲートウエイにするだけでよかったのですが、IPv6のPPPoE接続の場合は、ppでDHCPv6を稼働させてアドレスを受信しないと正常に繋がらないようです。ppにフィルターを設定する場合はDHCPv6のパケットが通るようにポート546-547に穴を開けてください。
今回は、このDHCPv6の設定に気づかず苦労したというのもありますが、設定に気づいてDHCPv6のコンフィグを投入したのに、なぜかDHCPv6が正常に稼働しなかったため、泥沼にはまってしまいました。
ルーターの電源をOFF/ONしてもダメで、最終的にはcoldstartでルーターを初期化してからコンフィグを入れ直して、やっと正常に稼働するようになりました。
サーバーの方は、HTTPとDNSだけIPv6で見えるようにしているつもりですが、未確認です。なにぶん、IPv6の回線が1本しかないので、外部からの接続試験ができません。